あとう和牛改良組合

あとう和牛改良組合の紹介

山口市阿東地域の概要

山口市の最北部に位置し、標高900m前後の山々に囲まれた冷涼多雨で、冬季は寒さが厳しく積雪も多い地域であることから、その気候と地域特性を最大限に活用した生産活動が行われており、主に米、⻨、大豆を中心とした大規模な土地利用型農業が行われています。また、りんごや梨といった果樹、トマト等の施設野菜の栽培も行われています。畜産業においては、黒毛和牛の子牛生産や肥育経営のほか酪農経営が行われており、耕畜連携による資源循環型農業の取組も行われています。

阿東地域の生活環境(教育・医療・買い物)

①教育機関

○保育園 2園
○小学校 3校
○中学校 2校

②医療機関

○病院 5か所

③買い物

○コンビニエンスストア 1店
○ドラッグストア 1店
○スーパーマーケット 2店
○ホームセンター 2店

あとう和⽜改良組合の概要

昭和61年に設立しJA等の指導のもと、⾁⽤⽜改良を⼀貫した⽴場で推進しており、令和5年現在⽥村組合⻑と役員8名のもと組合員30名が活動を⾏っています。

2023年2月1日現在

主な活動

⼦⽜共励会

「飼養農家の改良意欲の⾼揚、市場性の向上を図る。優良な雌⼦⽜の保留による繁殖雌⽜群の整備、⻫⼀性の⾼いあとう和⽜の産地を作る」をスローガンに年6回程度開催しており、令和5年現在まで175回開催しています。

飼養管理巡回指導

家畜保健衛生所(山口県)、山口市、阿東営農センター(JA 山口県)改良組合の関係者で子牛共励会の出品牛の選定や、飼養管理状況の共有等を行っています。

山口市和牛共進会

市内の和牛の改良進度を確認し、改良意欲高揚と生産技術の向上を図り、飼養農家相互の交流を図ることを目的に開催しています。(年1回)
上位入賞牛は、市代表として県の共進会に出品します。

全国和牛能力共進会

5年に一度開催される和牛の祭典で、山口県代表として、これまで14頭の和牛が出品されています。

山口型放牧

高齢化が進む中で、省力的な土地維持管理を目指す耕種農家と省・低コスト飼育の向上を目指す畜産農家が連携し水田放牧や移動放牧による飼養管理と農地管理を行っています。

youtubeで再生

※山口型放牧とは
山口県が全国に先駆けて、耕作放棄地を利用した画期的な放牧を開始したことから、耕作放棄地での放牧を山口型放牧と呼んでいます。畜舎周辺の棚田などで固定式の施設を用いて行う放牧を水田放牧と言い、電気牧柵と呼ばれる手軽な施設を用いて放牧場所を自由に移動していく放牧を移動放牧と言います。

組合が求める人材

「畜産業を職業にする」という強い信念を持ち、事前に阿東地域内で研修に参加できる方
心身ともに健康で地域とのつながりを積極的に構築できる方
阿東地域で就農し、自立経営または、畜産農家へ就業しようとする方
農業を営むことに家族の理解と協力が得られる方
あとう和牛改良組合の趣旨に賛同し同組合に加入していただける方